そのうちのひとつが、福島原発の処理水放出の件だ。
高市さんは今朝の虎ノ門ニュースに出演、そのなかでジャーナリストの有本香さんの問いに答えるかたちで、昨日の発言の趣旨をあらためて説明していた。
・【DHC】2021/9/9(木) 有本香×竹田恒泰×高市早苗×田北真樹子【虎ノ門ニュース】
すでに二年後からの開始が決まっている処理水放出について、その決定を再検討する必要があるかのように聞こえた部分があったのだが、まったくそういうことではなかった。
基本的な論点は処理水放出を開始するまえにやることがあるというところで、ひとつは風評被害払拭のための外国への働きかけを強化すること、もうひとつは処理水の発生量を削減できる方策をさらに導入していくこと。
このあたり、時間があれば言葉を尽くして正しく伝えていくこともできるけど、限られた時間のなかで語ろうとすると誤解されてしまう部分もある。
発言する場所と時間に応じて、その場での発言がどう聞こえるかどう捉えられるかという観点から、うまくコントロールして正しくメッセージが伝わるようにしていってほしい。