2018年08月15日

イーロン・マスクCEOが表明したテスラの株式非公開化はどうなるのか

https://www.reuters.com/article/tesla-musk/elon-musk-considers-taking-tesla-private-idUSL4N1UY57M
https://www.reuters.com/article/tesla-musk-text/full-text-tesla-statement-on-potential-deal-to-go-private-idUSL1N1UY1F3
https://www.reuters.com/article/us-tesla-spacex-shareholders/is-spacex-the-model-for-a-private-tesla-idUSKBN1KU29W
https://www.reuters.com/article/tesla-musk/musk-says-saudi-fund-expressed-support-for-taking-tesla-private-idUSL4N1V44RS
https://www.reuters.com/article/us-tesla-musk-saudi/saudi-fund-may-only-play-minor-part-in-musks-72-billion-tesla-plan-bankers-idUSKBN1L00UJ

株価に左右されて短期的に現実的決断を積みかさねざるをえない現状への不満から、長期的な計画にもとづいた安定した経営によって自社の価値を高め、時間はかかるけれども将来的な可能性を追求できる体制へとシフトしていきたい。
わかる話です。
とくにテスラの場合は、市場での評価につねに懐疑論がつきまとい、空売りなどの仕掛けに苦しめられていることもあります。
しかし、非公開化の意図を表明するにあたってじゅうぶんな資金が確保できているのか、どのようなかたちで非公開化を実現するのか、いまもって判然とはしない点もあります。
サウジアラビアの政府系ファンドが後押ししているという話もあれば、その影響は限定的なものにすぎず、より大きな枠組みで非公開化を実現する構想がねられている、ともいわれています。
その文脈のなかでソフトバンクやアップルの名前もあがってきていますが、はたして事態は今後、どのような方向へすすんでいくのでしょうか。
上場して一定の市場評価をえている会社が、それとは異なる価値を追求したいと考えたとき、株式非公開化はつねにひとつの選択肢となりえます。
しかし、非公開化したあとの株式の価値をいかにして担保するのか、それはそれでむずかしい問題でもあります。
テスラほどの会社が株式非公開化へ踏み切るなら、それが資金の流出につながるのを防ぐための、しっかりとした仕組みがあわせて構築されていくことが期待できるでしょう。
テスラ関連の話題がしばらく紙面をにぎわすことになりそうですが、個人的にはこの部分がどのようなかたちで決着するのか、すこし興味をもって見ていきたいと思っています。
posted by hatakazu at 21:45| Comment(0) | 気になるニュース | 更新情報をチェックする
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