先生不在のなか、みんなでがんばって、なんとかコンサートを終えました。
演奏の内容としても、がんばっただけのことはあって、なかなかいい音がした部分もあったのではないかと思います。
音楽的な方向性というか、めざすべき到達点というか、ひとそれぞれに考えていることがちがうので、前日の練習からいつも先生が指導されているときとはちがう感じになっていきます。
それが新鮮でおもしろい部分もあり、しかしそれでもやはり、先生が指揮台にいてくれないとできないことがたくさんあるのには愕然とします。
なるべく早く回復されて、この場所にもどってこられることを、心よりお祈りもうしあげます。
モーツァルトのカルテットは、後悔のおおい演奏になってしまいました。
せっかくとてもいいメンバーで弾かせてもらったのに、ぼくはちょっと不自由な感じになってしまって、内声部担当として音楽を楽しむことはあまりできませんでした。
持論としては、どれだけ自由に弾けるかはどれだけ音楽的な選択肢をもっているかで決まると思っているので、その意味ではやはり選択肢をもてるだけの技術がないということです。
また精進して、次の機会があればもっといい演奏ができるよう、がんばります。