2018年06月27日

「Ubuntu 18.04 LTS 日本語 Remix」のインストール、Windows10とのデュアルブート化

1. 基本的なOS構成設計
Inspiron14はWindows10プリインストールモデル、記憶領域は「SSD 128GB」+「HDD 1TB」で、最初は以下のようなかたちになっています。

「SSD 128GB」:起動ディスク、Windows Boot Manager -> Windows10起動。
「HDD 1TB」:データ領域。

今回は、「Ubuntu 18.04 LTS 日本語 Remix」をインストールして、「Windows10 Home 64bit」とのデュアルブート環境を構築します。
hatakazuは自宅では基本的にLinuxしか使わないので、デフォルトでUbuntu18.04が立ちあがるかたちにしておき、必要なときだけWindows10を起動できればO.K.です。
そのため、以下のような設計としました。

「SSD 128GB」:Windows Boot Manager -> Windows10起動。
「HDD 1TB」:起動ディスク、GRUB -> Ubuntu18.04起動。Windows10と共有するデータ領域。

GRUB画面でWindows Boot Managerを呼びだすことができるので、Windows10が必要な場合はそこから起動、通常は「Enter」キー押下によって(もしくは一定時間経過後に自動的に)Ubuntu18.04が立ちあがる仕様です。
この設計にしたおおきな理由は、「HDD 1TB」のUbuntu18.04環境が「SSD 128GB」のWindows10環境に依存してないため、Ubuntu18.04がわの設定変更やOS再インストールなどのさいにWindows10がわからなんの制約も受けないことです。
場合によっては、「HDD 1TB」を取りはずしたり交換したりしても、Windows10はまったく問題なく起動するわけです。
その意味で、非常に自由度が高く、hatakazuのようにいろいろ遊んでみたいひとにとっては最適なデュアルブート構成になっていると思います。

2. 「Ubuntu 18.04 LTS 日本語 Remix」インストール用USBメモリの作成
Ubuntu Japanese Team」サイトから、最新の長期サポート版日本語対応バージョン「Ubuntu 18.04 LTS 日本語 Remix」のイメージファイル「ubuntu-ja-18.04-desktop-amd64.iso」を取得します。
イメージファイルをダウンロードしたディレクトリへ移動して、USBメモリを挿入したあと、以下のコマンドでUSBメモリのデバイス名を確認します。

$ sudo fdisk -l


ハードディスク一台の構成であれば、USBメモリは「/dev/sdb」などに割りあてられていることが多いと思います。
USBメモリに余計なパーティションが設定してあると、インストールイメージを書きこむさいに失敗することがあるので、あらかじめパーティション構成を確認しておきます。

$ sudo fdisk /dev/sdb


「d」コマンドで既存パーティションを削除、「n」コマンドで新規パーティションを作成、USBメモリ全体をひとつの基本パーティションにしておきます。
イメージを書きこむためにはddコマンドを使用しますが、「if」オプションで対象となるイメージファイルを、「of」オプションで書きこみ先のデバイスを指定します。

$ sudo dd if=./bionic-desktop-amd64.iso of=/dev/sdb


これで「Ubuntu 18.04 LTS 日本語 Remix」インストール用USBメモリができました。

3. 「Ubuntu 18.04 LTS 日本語 Remix」インストール
USBメモリを挿入のうえInspironの電源を入れ、「F12」を押下してBoot Menu画面を開き、挿入したUSBメモリからブートします。
表示されるGRUB画面で「Try Ubuntu without installing」オプションを選択、デスクトップが表示されるところまでいけば、Ubuntu18.04がこのコンピュータ上で問題なく動作することが確認できたということです。
デスクトップ上にある「Ubuntu 18.04 のインストール」アイコンをダブルクリックして、インストールを開始します。
インストール手順は、たいていのLinuxディストリビューションでだいたいおなじような流れになっていますが、Ubuntu18.04の場合はとくにかんたんです。
ただし、Windows10とのデュアルブートにする場合は、「インストールの種類」画面ですこし気をつけないといけません。
「それ以外」ボタンにチェックをいれて「続ける」をクリック、パーティション設定画面へすすみます。
Ubuntu18.04をインストールする領域として「HDD 1TB」上におよそ300GBを確保したので、そのうち15GBていどを「swap area」に、残りをすべて「/」に割り当てることにします。
そしてブートローダは「HDD 1TB」のMBRにインストール、Setup Utilityで優先起動ドライブに設定して最初にGRUBが起動するようにし、必要なときだけGRUBからWindows Boot Managerを選択して「SSD 128GB」のWindows10を起動する設計でした。
そのため、「インストールの種類」画面では、最終的に以下のようなパーティション構成になります。

/dev/sda1 ntfs 650GBくらい(Ubuntu18.04とWindows10で共有するデータ領域)
/dev/sda2 ext4 / 280GBくらい
/dev/sda3 swap 15GBくらい

ブートローダをインストールするデバイス
/dev/sda


Windows10がプリインストールされている「SSD 128GB」は、「/dev/sdc」として認識されていますが、これにはまったくさわらずそのままにしておきます。
「インストール」をクリックすると、タイムゾーンやキーボードやユーザの設定をへて、インストールがはじまります。
インストールが終わったら、インストールメディアを抜いてから再起動するように指示されるので、UBSメモリを取りはずしてから「Enter」キーを押下してコンピュータをリブートさせます。
起動時に「F2」キーを押してSetup Utility画面を開き、「HDD 1TB」を優先起動するよう指定します。
それによってまずGRUB画面が開くようになるので、GRUB画面でUbuntu18.04(デフォルト)とWindows10(Windows Boot Managerを指定)を選択起動できる、設計どおりの仕様を実現したことになります。
Ubuntu18.04を起動、オープニング画面で登録したユーザを選んで設定したパスワードを入力すれば、Ubuntu18.04のデスクトップがあらわれるはずです。
posted by hatakazu at 21:13| Comment(0) | Linuxとか | 更新情報をチェックする
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