それを実現するために、Ubuntu上でcalibreを走らせるとともに、UbuntuにWineを導入してWindows版koboデスクトップアプリをインストールし、LinuxネイティブのcalibreとWindows版koboデスクトップアプリの連携をとっています。
koboデスクトップアプリにダウンロードしたkobo版電子書籍をDRM解除してcalibreライブラリに取りこんだり、取得したニュースをkobo auraで読めるkepubファイルに変換したりするためには、calibreにいくつかプラグインを登録しないといけません。
現時点でインストールしてあるプラグインのリスト
「新しいプラグインを取得」からインストールする
KoboTouchExtended
KePub Input
KePub Output
KePub Metadata Writer
KePub Metadata Reader
「ファイルからプラグインを読み込む」からインストールする
Obok DeDRM (※)
※hatakazuの環境では「Obok DeDRM」は標準のままでは動作しないので、WineでWindows版koboデスクトップアプリを走らせていることを念頭に、いったんダウンロードしたプラグインファイルに対していくつか書き換えをおこなう必要があります。
電子書籍をダウンロードする「kepub」フォルダがおかれている「self.kobodir」をLinuxパスで指定してやることと、MACアドレスを取得するコマンドをWindows版koboデスクトップアプリにあわせて「wine ipconfig /all」に変更することで、LinuxネイティブのcalibreからWindows版koboデスクトップアプリでダウンロードしたkobo版電子書籍を取りこめるようになります。