2018年03月24日

第65回NHK杯テレビ囲碁トーナメント決勝戦 井山裕太NHK杯対志田達哉七段

第65回NHK杯テレビ囲碁トーナメント、一年かけてトーナメント戦が進行してきましたが、いよいよ決勝戦です。
本命中の本命、井山裕太NHK杯と、hatakazuが応援していた志田達哉七段という、楽しみな組み合わせになりました。
放送は3月18日(日)でしたが、hatakazuは仕事の関係で今日3月24日(土)、一週間おくれての録画観戦となりました。

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印象に残ったのはこの場面。
黒番の井山裕太NHK杯が下辺を黒1と曲げていったときに、志田達哉七段は白2と黒3を交換したあと、じっくりと白4にカケツギました。
下辺は黒5とこられても白6が場合の手で、黒11に対して白12から白14とツイで耐えている、という・・・。

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ふつうに白2から白4と下辺を受けたのでは、黒5のキリがあまりにもきびしくなり、右辺で黒に完全に主導権をにぎられてしまいます。

井山裕太NHK杯も局後の「私の一手」で、上の図の黒5を中心に組み立てを考えていたというようなことをいっていたので、まあ白4にカケツグところなのかなとは思います。
本譜のように下辺をきれいにまとめられなくても、下の図のように右辺を切られると勝負にならないということを察知し、事前にそなえる手を打てるようになりたいものです。
勝負は白が打ちやすそうに見える局面もありましたが、最終的には井山裕太NHK杯が半目勝負を制して連覇を達成、志田達哉七段は残念ながら準優勝となりました。
今年のテレビ囲碁アジア選手権戦には、日本を代表して、この両名が出場することになります。
ずっとひとりで日本を背負って、悲願ともいうべき世界戦優勝に挑戦しつづけている井山裕太NHK杯はもちろんですが、はじめての世界戦登場となる志田達哉七段の活躍も期待しています。
posted by hatakazu at 20:56| Comment(0) | 囲碁とか | 更新情報をチェックする